小島印房について
小島印房にとっての判子

マルや四角は世界のカタチ。そこにすっぽり自分が入る。

円の中ですっと佇む姿や、世界に根を張り茂っていく姿。

印面のデザインは世界と自分がひとつになる姿を現すものです。

 

そしてその意匠が彫り込まれた判子という道具は、

人生の節目で訪れる決断と約束のしるしとなります。

 

人生でおとづれる、さまざまな岐路。

心がいろいろな方向へ揺れ動く時。

その方向性をどうにか見定めて、

大切な約束を交わすときに、約束の印として、

朱色のしるしに願いを込める。

 

朱は色あせない色。永遠性を秘めた色です。

そして、そんな朱色でしるす判子とは、

約束が永遠に守られるようにと願いを込めて捺されるもの。

願いを包みこみ、大切に守る結び目です。

 

判子とは、ごくごくシンプルでささやかな道具ですが、

お客様の大切な気持ちに寄り添い

暮らしの中にさまざまな恵みを呼び込む道具となることを

願いつつ、今日も判子を作っています。

「小島印房について」のページへ TOPへ戻る

©Copyright 2015 Kojimainbo. All rights reserved.